【ニンテンドースイッチ】プロコンを分解してスティック不具合を5分で解決する方法

こんにちは~

今回はスティックがすぐにイカれる事で有名なプロコンの分解修理方法を画像を使って解説していきたいと思います。

プロコンのスティックが誤作動して買い替えを検討している方は是非一度チャレンジしてみてください。

上手くいけば一台のプロコンを長く使えますし、分解のスキルも身に付くので一石二鳥です。

まぁ分解修理といってもドライバー1本でネジ外して分解して接点修理剤吹きかけるだけなので難易度は超低いです。

プロコンの修理代は意外と高いです。(保証期間内は無料だけど…)

基本的にプロコンの修理は部品代+技術料+送料といった形で費用が発生し、大体の場合は5000円近くの費用が掛かると思ってください。

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+2000円で新品が買えるじゃん!!!!

分解する前に!

プロコントローラーは購入から1年間の保証期間があります。コントローラーを分解してしまうと保証の対象外となってしまい、無償修理はおろか修理そのものを受け付けてもらえなくなる可能性がありますのでくれぐれもご注意ください。

この記事を読んでいる方で、

  • プロコンの無償修理期間の1年が過ぎてしまった
  • 軽い分解程度なら自分で出来そう(というかやってみたい)
  • プロコンを再購入したくない
  • 高い修理代金を払いたくない

という方は是非挑戦してみてください。

プロコンを分解してスティック不具合を5分で解決する方法

まず、保証期間を過ぎている事の確認が出来たらスティックが本当に壊れているのか確認をする必要があります。

運が良ければここで復活する事もあります。

スティック補正

スイッチ本体のホーム画面から設定へと進み、コントローラーとセンサー→スティックの補正と選択します。

スティックの補正へと進んだら、スティックの状態が正しいかどうかの診断を行います。

問題があれば、Xボタンを押し補正へと進みます。補正が出来、異常が無ければそのまま作業完了ですが、上手く補正できなかった場合はスティックに異常がある為、修理又は買い替えが必要となります。

画面右は実際に私が使用していたプロコンですが、右スティックに不具合がありスティックに触れていないのに青丸が下に移動してしまっていました。実際にゲームプレイ(フォートナイト)でもカメラが下方向に勝手に向いてしまいまともにプレイができない状態でした。

準備する物

今回準備する物は細めのプラスドライバーと接点復活スプレーの2点のみです。接点復活スプレーには接触不良を改善する働きがある為、それをスティックの可動部に差し込む事で接触不良を改善する狙いがあります。

スイッチのプロコンは+ドライバー1本で基盤まで外す事が可能な親切設計です。(自分で直せってことかな?)

分解~修理

コントローラー背面下のネジ×2本を外して分解

ネジを外すと画像の部分が引き抜けるようになるので引き抜きます。

背面カバーのネジ×4本を外し→カバーを開ける→電池を外す

ネジ×4本を外しカバーを開けます。ネジは先ほどと違う色なので組付けの際に間違えないように保管しましょう。

電池パックは爪を掛けて上に持ち上げるだけなので簡単に取り外せます。

本体背面のネジ×5本を外し、前面と分解する

ネジを5本取り外したらコントローラーを前後に分解し、基盤を剥き出しにしますがHD振動用のモーターが左右下にあり、両面テープでくっついている為ちょっと力を加えて引きはがします。

基盤にとコントローラー前面はフラットケーブルで接続されていますが、今回は外さずとも修理可能なので今回はくっついたまま作業を行います。

こんな感じで手前側に引く事でそこそこのスペースを確保できます。
スティックのキノコは上に引っ張れば簡単に外れるので外しましょう。

スティックのキノコを取り外し、周囲をティッシュで覆う

スティックの根本からキノコを取り外したら、根本の周囲をティッシュで覆いましょう。こうする事でスプレーが基盤に飛散するのを防げます。

接点復活剤を吹き付ける

掛け過ぎるとどんどん滲んでしまうので掛け過ぎに注意しながら吹き付けます。緑色の部品の部分でスティックの動きを検知しているのでその辺りを狙ってスプレーしましょう。

組み立て~動作確認

これまでバラしてきた時と逆の順番で組み立てを行っていきます。

組み立てが完了したら最初に行ったスティックの補正を行い、ズレが無いか確認します。マークが勝手に動いたりと異常が無ければ修理完了です。

※もし再度補正を行う場合はエイムリングやフリークは取り外してから行いましょう。

直らなかった場合

接点復活剤で直らなかった場合は、恐らく部品そのものを取り替えないと直らない可能性が高いです。

ただ、最初よりも分解して接点復活剤をかける事で復活する可能性もあるのでやってみる価値はあると思います。

緑の部品はこのようにマイナスドライバーを差し込んでこじ開ける事が可能です。部品に負荷が掛かるので開ける場合は慎重にやりましょう。

中に入っている部品がコレ。ピンセットで取り出す事が出来ます。

この部品に何らかの問題があれば接点復活剤、もしくは交換することで復活します。

それでもダメだった場合

私も同様にこのケースでは復活せず、中の部品を入れ替えてもスティックの不具合は変わりませんでした。

その場合は大元の緑の部品に問題があるので、基盤から取り外して新しい緑の部品をハンダ付けする必要があります。

この方法に関してはハンダが必要だったり、分解の難易度もちょっとだけ上がる為、別記事で載せるので参考にしてみてください。

さいごに

今回はニンテンドースイッチのプロコンを分解してスティック不具合を5分で解決する方法という事で、実際にプロコンの修理方法を画像付きで解説させていただきました。

PS4のデュアルショックと違ってスイッチのプロコンは分解の難易度が非常に低いので、もしスイッチのスティックの誤作動に悩まされている方は、新品を購入される前に一度分解修理を検討してみては如何ですか?

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