こんにちは!
今回は過去に買ってレビューしてなかったシリーズとしてSteelSeries ARCTIS 5(white)のレビューをしていきたいと思います。
今更感やばいですが、SteelSeriesのゲーミングヘッドセットは基本的にこの形状で統一されており、
フラッグシップモデルであるARCTIS Pro Wirelessはいずれ購入しようと思っているので一度書き起こして形に残したいと思い記事にすることにしました。
SteelSeriesの専用ソフトは比較的使いやすく直観的に操作できるので個人的にかなり気に入ってます。
ちなみに今回レビューするSteelSeries ARCTIS 5は2018年モデルですが、現在は2019年モデルが発売されていて、ぱっと見だとヘッドバンドのデザインが変更されています。
また、イヤーパッドの厚みが2mm厚くなり耳がドライバーに接触する問題が改善されたようです。
私は接触しませんでしたが、厚みがあったほうがクッション感は強くなるので良い改善だと思います。
その他にもボリュームコントロールが若干固くなり小型化、ロゴが光らなくなる、DTS Headphone Xに対応したりと別製品とまではいかないものの、確実に良アップデートされてるので購入検討のかたは間違いなく2019年モデルを選択しましょう。
カラーはやっぱり白をおすすめしたい。イヤーパッド部分は黒なので投げたり叩きつけたりしなければ案外綺麗な状態を保てますよ。
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形状据え置きなSteelSseries ARCTIS 5を今更レビュー
本体と付属品をざっと並べてみました。
ARCTIS 5は3.5mmとUSB接続のどちらでも接続できるのでそれぞれのケーブルが付属してきます。
個人的にはサイドトーンを有効化できるUSB接続をおすすめします。
これは専用のボリュームコントロールですが、相変わらず独特な端子ですね。
私が持ってる古いSteeleSeriesのヘッドセットもこの端子が採用されていますが、昔からここは譲れないようですwww
他のヘッドセットと互換性がないのでいちいちプラグを引っ張り出すのが面倒です。流用もできないのでその点は注意ですね。
まずは外観から
特徴的なデザインの白なのでぱっと見でARCTISだとわかりますね。モデルまで分かる人は神
これが浅いとクレームが入ったイヤーパッド。すっぽり覆うので耳が立ち気味な人はぶつかるかも。
メッシュで通気性は抜群です。汗かく人には最適。
ヘッドバンドと共に取り外して洗濯可能なので汚れたら定期的に洗えます。
ヘッドバンドは結構簡易的ですがフィット感は良いです。
イヤーカップはちゃんと勾配になってるんですけどね…イヤーパッドが薄かったね。。。
側面の見た目もいい感じですね。スッキリしてるしゲーミング感が強くないので普段でも気兼ねなく使えます。(ライティングは非点灯で!!www)
イヤーカップは90°回転するので未使用時には首にかけておくことも可能です。
SteelSeriesは昔からこの格納式マイクが特徴的です。私がお気に入りで使ってた5HV3も格納式。
先端は枝豆みたいな感じでミュート時に側面が赤く光ります。
音質は可もなく不可も無くといった感じですが、ちょっと入力が小さめなのでマイクを口元に持ってくるか大きめに話す必要があります。
一応音声載せておきますがマイク位置が悪かった&ウィンドスクリーンが無いので息がめっちゃ乗ってます。
このマイクはフレキシブルタイプで息が掛からない位置に調整することは容易なので、自分で音をチェックしつつマイク位置を調整してみてください。
音質自体は3.5mmもUSBも悪くなく会話に支障はなさそうです。
装着時のイメージはこんな感じになります。
側圧は結構弱めですが、こめかみに若干圧が掛かるので嫌な人は嫌かも。
装着感としてはバンドが頭に乗っているような感覚です。
ヘッドバンドの張り具合で若干ヘッドセットの側圧に影響してくるので最初は微調整必須です。
やはりデザインはかなりいいですよね。やはりSteelSeriesのヘッドセットは一つ所持しておきたい。
左のイヤーカップにはミュートスイッチとボリュームコントロール、各種プラグの差し込み口、マイクが付いています。
ライティングONでこんな感じに光ります。
マイクの赤点灯は地味に便利ですが、本体のライティングは自分から見えるわけではないので使用用途に応じてONOFFを分けると良いでしょう。
音質について
まず3.5mmをPS4に挿した結果ですが、音質としては中々良いと思います。解像度は高めで低音が若干弱めですが寧ろゲームプレイに向いているとも言えます。
続いてPS4でUSB接続してみたところ、3.5㎜接続時よりも定位感が良くなり音質も向上しました。特に3.5mm接続時よりも低音が鳴るようになり全体的にバランスが良くなった印象です。
このヘッドセットは密閉型ではありますが、イヤーパッドの性質と側圧が弱めなこともあり遮音性は高くないので使用環境によってはノイズが入る点がマイナスポイントです。
Steel Series Engineによる設定
https://jp.steelseries.com/engine
インストールはコチラから
SteelSeriesのデバイスを使う上で欠かせないのがSteel Series Engineです。
このソフトでは各対応デバイスの機能設定やライティングの調整まで自在に行えるので必ずインストールしましょう。
画像では実際に私が使用しているAPEX PRO TKLと接続したばかりのARCTIS 5が認識されています。接続されているものは自動で認識されるので特別な操作は必要ありません。
因みにAPEX PRO TKLは本当におすすめな最強のゲーミングキーボードなので是非そちらのレビュー記事も見てみてください。
テンキーレス【SteelSeries Apex Pro TKL】設定方法や詳細をレビューします
こちらはARCTIS 5設定画面の全体表示になります。
ライティングを変更可能で、右左を個別に調整することも可能となっています。
こちらでカラーパターンの変更が可能です。この機能はその他のデバイスにも採用されているので、後々SteelSeriesのデバイスを購入予定でしたらある程度使い込んでおくと次のデバイスでスムーズに設定できます。
といってもSteelSeriesEngineは割と直観的に操作できるのでそこまで覚えることも少ないです。
色の切り替え速度や点灯パターンを選択できます。
ここで無効化も可能です。
上が履歴で下がプリセットになっています。履歴機能は地味に便利です。
DTSサラウンドは個人的に一番好きなサラウンド機能ですね。定位がしっかりしていて使いやすいです。
使用するシーンに合わせて選択しましょう。
音楽ならスタジオ、音の出どころが正確なゲーム、映画ならシネマ、といった具合に選択すればOKです。
これは自分の部屋がどうか?という話ではなくどのように聞こえてくるのかを選択する物になります、個人的には初期設定か狭い部屋のほうが聞き取りやすかったですね。広い部屋だとちょっと音が遠く感じます。
重低音や会話(ゲーム内ボイス)の強化をすることが可能です。重低音大好きならEDMなんかで掛けたら良いと思います。会話強化は特に必要ないと思います。
イコライザープリセットもいくつか用意されています。まずはフラットでヘッドセットの音質を確かめつついくつかプリセットを試してみるのが良いでしょう。
ONにすることで極端に大きな爆発音等を抑える効果があります。好みに応じて調整しましょう。
自分でマイクに音声を入力したものを確認することが可能です。
マイク音量やノイズの除去が適切に行われているのかチェックするのに役立ちます。
マイク音量では入力ゲインの調整が可能です。ARCTIS 5はマイク感度が低めなので大きめにしておくのがおすすめです。
ノイズ除去は声質で大きく変化するのでマイクテストを行いつつ調整しましょう。
サイドトーンは高だとノイズが目立っていたのでミディアムが好みでした。低だとゲームプレイ中に自分の声が殆ど聞こえなかったので注意しましょう。
CSユーザーならARCTIS 3がお得かも
ARCTIS 3は光らないし3.5mm接続のみですが、CS機にARCTIS 5をUSB接続してもサイドトーンやライティングが使える程度と恩恵は少ないのでちょっと勿体ない気もします。
MIXAMPがあればイコライザーもサイドトーンも個別でのボリューム調整が可能なのでこのヘッドセットのデザインが気に入ったのであればARCTIS 3+MIXAMPの組み合わせがベストかもしれません。
ARCTIS 5まとめ
使ってみて感じた事を記事の内容を交えて箇条書きにてまとめました。
・人を選ぶ装着感ですが、側圧が弱いので合う人はかなり長時間でもいける。
・ヘッドバンドとイヤーパッド両方洗濯できるので常に清潔に保てる。
・貴重な白ヘッドセット
・ゴツゴツしてないお洒落デザイン
・光るゲーミングヘッドセット
・Steel Series Engineでの設定項目はかなり細かく調整できるようになっている。
・イコライザー設定やサイドトーンの使用が可能で個別でのボリューム調整が可能とコスパはかなり良い。
・PCでの使用なら十分に性能を発揮できるのでおすすめ。
・3.5mm接続も悪くないが、3.5mmオンリーで使うならもっとコスパの良いArctis 3のほうがおすすめ。
・MIXAMPがあるなら尚更Arctis 3で十分。(3.5㎜接続なら)
ざっとまとめるとこんな所でしょうか。ARCTIS 5(2018年モデル)は少々古いモデルではあるものの、まだまだ現役で使えるヘッドセットですのでフリマアプリ等で安く出品されていたら狙い目だと思います。