ガレリアXFの中身を勢いでNZXT H510Eliteへ移植して簡易水冷化してみた

こんにちは!

私はガレリアXFというミドルスペックのデスクトップ型BTOパソコンを約1年前に購入しました。ゲームをプレイするにも動画編集にも問題無く対応可能で満足度は高かったんですが、1点だけどうしても気になることがありました。

見た目です。

元々はデスク下にPCを置いていたので気にならなかったんですが、部屋改造の都合でデスク上にPCを設置するようになってからは見た目が気になって気になって夜も眠れませんでした。

じゃあ見た目を変えれば良いじゃないか。

ということで今回は思い切ってガレリアXFの中身を新しく買ったNZXT製のPCケースH510Eliteへ移植しつつZ63という簡易水冷CPUクーラーを取り付けていきたいと思います。

Youtubeでも公開してるので動画で見たい方はコチラをどうぞ。

ガレリアXFの中身を勢いでNZXT H510Eliteへ移植して簡易水冷化してみた

今回買ったもの

どうせ見た目を変えるならorデスク上でファンがブンブン回ってうるさいのも嫌なのでケース以外にも簡易水冷CPUクーラー、高性能グリス、PCE-Iケーブルを購入しました。

今回メインとなるケースです。自分のPC自作するならコレ買うって決めてたんですが、ケース交換で買うことにしました。コンパクト且つ次に紹介するKRAKENの簡易水冷CPUクーラーとの相性が良いということで人気があります。

下位モデルにH510というケースがありますが、そちらは9000円前後で買えて人気が高いですね。そちらは前面がガラスではないですが使い勝手は良いのでおすすめです。

続いて簡易水冷CPUクーラーのZ63です。特徴はラジエーターに付いた光るLEDファンと水枕に付いている液晶モニターですね。価格は高いですが、ケースと連動してイルミネーションを点灯出来るところに惹かれて購入。

ケースが黒×白ですが、ケーブルは全部黒なので白を取り入れてバランスを取る為に購入しました。
完全に見た目重視です。配線が長くなるので裏蓋が閉まるか心配。

CPUクーラーを付け替えるので新たに購入しました。買った理由は非伝導性でショートしなくて人気1位だったから。

ガレリアXFからパーツを取り外す

まずはガレリアXFからパーツを取り外していきます。

向かって左側面の蓋を外すとこのような感じでPCの中身が現れます。使用期間は丁度1年程度なので電源周りに埃がある程度でかなり綺麗でした。

もう少し長い期間使っている方はエアダスターがあると色々と便利です。下のは私がいつも使っているエアダスターでキーボードとかヘッドセットの清掃用として常備してます。

単に取り外すだけだと後々トラブった際に色々と面倒なことになるので、必ず分解前と分解中に隅々まで写メを撮ってください。(どこになんの線が付いていたか分かるように)

そうすることでケース入れ替え後の配線が楽になりますし、万が一戻す必要が出た時に簡単に戻せるようになります。

電源を出来るだけ後回しにしつつ配線を外しながら写メを撮って部品を取り外していくとスムーズにいくと思います。

最後にマザボを取り外して分解作業は完了です。CPUやメモリは取り外す必要がなかったので付けたままにしました。CPUクーラーを交換しない場合はマザボに付けておいて大丈夫ですが、分解時に邪魔なら無理せずに外しましょう。

左上から、CPUクーラー、グラボ、HDD、マザボ、電源と取り外しが完了しました。

BTOパソコンはケーブルが取り外せないタイプの電源が使われている事が多いので、お金に余裕があるならこのタイミングでプラグイン式の電源と交換しておくと今後の取り回しがスムーズになります。

H510Eliteにパーツを取り付けていく

続いて入れ替え先のケースに電源、マザーボード、HDDを設置してから延長用のケーブルを取り付けていきます。そのまま接続できるケーブルの取り付けをおこなっていきます。

配線が完了したらグラボを取り付けます。この後にラジエーターとCPUファンを取り付けますが、取り付けにくい場合は逆の順番でもOKです。

続いてZ63を取り付けていきます。

CPUクーラーのラジエーター用ファンですが、元々H510EliteについているLEDファンを流用できるのでケースから取り外してラジエーターに取り付けましょう。なのでZ63に付属する光らないファン×2は不要となります。

ラジエーターをPCケースに設置したら水枕をCPUに取り付けていきます。土台側をマザーボードに設置してから水枕をはめ込む形式なので簡単です。

元々グリスが付いていますが今回は別に準備しているので拭き取ってから購入したクマグリスを塗りました。

残りは裏配線ですが、これが一番しんどい。

延長したケーブルが重なりまくって裏蓋が閉まらないレベルでしたが、どうにか押し込んで締め切ることができました。プラグイン式の電源に交換すれば多少スッキリ出来ると思いますが、まだ使える電源なのでもうちょっと我慢したいと思います。

完了。

撮影しながらだったので全部で2時間ほど掛かりましたが、なんとか無事にケースの入れ替え作業と簡易水冷化を終える事ができました。

配線に関してですが、取説に詳細に記載されているし基本的には繋がる線を繋げていくだけなのでかなり簡単でした。ただ、トラブルに備えて写メは必ず撮っておくことをおすすめします。

ケースのLEDは白点灯ですが、かなり綺麗です。シンプルですがケース自体のデザインが素晴らしいので飽きないです。とりあえずこのケースを買うならデスク上に設置して欲しいなと個人的に思います。足元に置くのはもったいない。

あと、天面と背面のファンをLED式にするともっと綺麗に光ると思います。120mmが背面で140mmが天面になります。

私は動画編集やゲームをプレイするので、モニターに表示せずともCPUクーラーにCPUとGPU温度が表示されるのはかなり便利ですね。

ほかにも好きなGIF画像だったりNZXTのロゴだったりを表示できて見た目全振りにしても遊べます。

価格に見合った機能か?と言われると空冷のほうがコスパは圧倒的に良いのですが、ケースと組み合わせた見た目重視でいくならこれ一択と言って良いほど完璧なCPUクーラーではないでしょうか。

さいごに

最後に今回私がやってみたBTOパソコンのケース入れ替えはおすすめできるかどうか?についてですが、これはガレリアやBTOパソコンを購入してからどれぐらい時間が経っているかによると思います。

そう、保証ですね。

BTOパソコンは故障時に購入店へ送ることで無償修理が受けられたりするんですが、ケース交換や中のパーツを入れ替えていたりするとサポートの対象外となってしまいます。

ケース交換は物の数十分で終わる作業ではなく、マザーボードや電源ユニットを取り外す作業もあるので当然ながら、故障のリスクが伴います。
ケース交換が問題無く完了できたとしても、その後にPCが故障しないとは限りません。

なので少なくとも保証期間内はケース移行は控えておき、保証期間が過ぎたらケース移行を行うのが個人的には良いのかなと思います。

他にも電源などのパーツは一般的に2~5年前後での交換が良いとされているので、購入後2年経過したタイミングで電源の交換と共にケースの移行を行うのも良いかもしれません。

ただ、結局はやりたいときにやっちまうのが一番いいと思います。見た目が劇的に変わるのでPCを新調したような気分を味わえますよ!

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