今回は倉庫に眠っていたA40を倉庫整理がてらに引っ張り出してきたついでにレビューしました。
ただいま物置部屋の整理中でございます。
— ガジェ丸/GamingGadget (@Gaming_Gadget_) October 18, 2020
A40とGSP600のレビュー忘れてたから今更だけどしようかな pic.twitter.com/0S7oWjswTO
ブログ始める前に買った物だったのでレビューしてなかったんですよね…
久しぶりに使ってみましたが、めちゃめちゃ使いやすかったです。
先に久しぶりに使った感想を書くと…
MIXAMPに接続しての使用でしたが、音質面ではA50よりも満遍なく音が出ている感じでマイク音質に関してもA40のほうがノイズが少なくクリアでしたね。
A40に搭載されているのは最近主流の50mmではなく40mmドライバーですが、40mmドライバーとは思えない全域での音の力強さとカスタマイズ性を備え、全体的にクセが無くフラットなのでイコライザー設定が楽でMIXAMPとの相性が非常に良いヘッドセットでした。
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設定に忠実なastroA40をレビュー
今回私がレビューしているA40は現在販売されているモデルの1つ前の物ですが、カラーリング以外に変更点はないのでこれからA40を買いたいという方でもこのレビューを参考にしてOKです。
因みに中古市場では旧タイプのほうが若干価格は下がっている傾向にあるので状態が良い物があれば狙ってみると良いと思います。
特にA40の場合は別売りのMODKITで密閉型への変更とイヤーパッド、ヘッドバンド、マイクを変えられるのであえて中古のA40を買ってMODKITで密閉型に変えるというのも手です。
頭とか耳に触れる部分を全て新品に変えれるから良いよね!
外観と装着イメージ
既に開封済み且つ梱包は全て開封済みですのでいつもの開封部分はカットして外観と装着イメージからいきます。
こちら正面です。
A50よりもちょっと高級感ありますね。
サイドはこんな感じです。
ちなみにマイクは右側に移動可能で、この機能はA50にはありません。
背面はこんな感じです。ゲーミング感MAXですがカッコいいです。
イヤーカップが90度回転する仕様もA50と同じですね。首に掛けて休憩できるので地味に便利な機能。
イヤーカップ部分はここまでバラせます。一番外側のカバーは外した状態でも使えるので軽量化を求めるならおすすめ。
約380gとそこそこ重いA40ですが、ヘッドバンドのクッションは結構ふかふかなので頭頂部へのダメージは少なめです。
その代わり側圧が強めなので5時間程連続で付けていると結構疲れてきます。この辺りはA50と同じでした。
側面はこんな感じです。かっこいいですね。
A40を久々に使った感想
とりあえずA40でフォートナイトをプレイしたり音楽を聴いてみたりマイクテストをしたりと色々とやってみましたので感想を簡単にまとめつつ解説します。
・マイクの入力感度は高め且つ音質は良い
マイクの音質は非常に良かったです。
感度は高めでしっかり声を拾いますが、単一指向性なのでキー入力音もそこまで目立ちませんでした。
昔はもうちょっとガサついたように感じてたんですが、MIXAMPとの相性が良くなったのか?
・音質傾向は全体的にフラットでMIXAMPとの相性が良い(調整しやすい)
MIXAMPとセットで売られているだけあってこの2つの相性は非常に良かったです。公開されているイコライザー設定もA40とMIXAMPで調整している物が多いので参考にしやすいメリットがあります。
・解放型なので音の抜けが良く聞きやすい
ゲーミングヘッドセットでは珍しい開放型(オープンエアー)です。周囲の音が聞こえるのでサイドトーン無しでもVCがし易かったり誰かに呼ばれた際にすぐに気づけるメリットがあります。
それだけでなく開放型は音の抜けが良くこもらないので聞いていても疲れにくく、通気性も良いので蒸れにくいです。
デメリットとしては、外の音が入ってくるので人によっては集中できない、音漏れがするので環境によっては使えない。
・重量重めなので疲れる
重量380g。うん。重い。最近は50mmドライバー積んでても280g前後のヘッドセットがちょいちょい出始めているので長時間プレイしたい方にはちょっと向いてないかも。
・側圧ちょっと強めなので疲れる
側圧もちょっと強いんですよね。イヤーカップの角度を調整して最適なフィット感を得られれば6時間以上耐えれるんですが、その微妙な調整加減をミスるとキツイ。
どうしてもキツイ方はティッシュ箱挟んで無理やり広げるのがおすすめ。
A40vsA50(どっちがおすすめ?)
A40とA50の話題になると必ず出てくるのがこの話題なんですが、正直A40とA50は使用用途によってどっちがおすすめなのかはっきり分かれます。
・PCゲーマーや色んなヘッドセットを試したいならA40+MIXAMP
PCゲーマーは基本的にデスクでのプレイになるので有線環境でも不便は少ないです。
寧ろMIXAMPを手の届く位置に配置しやすいのでMIXAMPのメリットを最大限に活かすことが可能です。
A50を取り入れることで目に見える配線を排除できるので見た目に拘るならA50を選ぶのも全然ありだと思います。
私は実際にPCデスク上にA50とMIXAMP両方を設置して、PS4ではA50でPCではMIXAMPと使い分けています。
・リビングゲーマーやお金に余裕があるならA50がおすすめ
リビングでゲームをする場合はA40とMIXAMPよりもA50を買ったほうが便利です。MIXAMPと同じような機能をA50も搭載していますが、A50はヘッドセットを操作してボリューム調整やイコライザーの切り替えを行います。
なのでMIXAMPのようにゲーム機本体からUSBと光デジタル接続したのをテーブルまで持ってきてそこから3.5mm接続して…なんて面倒なゲームプレイの度にせずに済みます。
A50の場合はスタンドからヘッドセット本体を取り出して電源入れる。これだけで準備完了です。配線の煩わしさもないので家族に足を引っかけられる心配も無い点も魅力の一つです。
既にMIXAMPだけ持っているなら
MIXAMPのみ所持しているならJBLのQUANTUM400やRAZERのBLACKSHARK V2 Xといったちょっと価格を抑えた軽量タイプのヘッドセットとも非常に相性が良いので是非検討してみてください。
あのJBLが手掛けたゲーミングヘッドセット『QUANTUM 400』レビュー&設定解説
【価格破壊】どっちを買う?RAZERの新作ヘッドセット『BLACK SHARK V2 X』を比較レビュー
PS5にはMIXAMPもA50も対応するのでご安心を
astro公式よりMIXAMPやA50はPS5に対応するとの発表がありました。
対応製品や詳細に関しては以下の記事にまとめていますので参考にしてみてください。
【ASTRO】MIXAMPやA50はPS5で使える?詳細まとめ